下宿ガイドTOP > 

下宿のメリットとデメリット

下宿のメリットとデメリット

下宿生活には、下宿ならではの良い点(メリット)と弱い点(デメリット)がありますので、下宿の良いところだけでなくデメリットも理解して入居された方が、あとで落ち込んでしまうようなことはなくなりますので、しっかり確認をしておきましょう。
下宿のメリットというと、やはり安全面や健康的な食事があげられます。また下宿ならではの特別な仲間も得られますし、費用面でも安いのという特長があります。
その一方でデメリットもあります。完全な一人暮らしと違い、基本的な生活上のルールが存在しますので守らなくてはいけません。またルールのように厳しくはありませんが、食事のときや共同の大浴場などではマナーも大切になります。
下宿生活にあこがれる人はこのメリットとデメリットをしっかり確認してください。

健康的で温かい食事が食べられる

最初のメリットは何と言っても食事です。日々の生活にどうしても欠かせないのは毎日の食事。一人暮らしの場合は献立や食材選び・食費、そしてそれに関わる労力など、食事に関わる悩みは尽きません。そのような悩みを一気に解決してくれるのが下宿の食事なのです。自分で作らなくてもいいということは、その分勉強やバイト・遊びなどに時間を割くことができます。下宿の食費は良心的で毎日メニューが変わるので栄養が偏ることがありません。
また、親元を離れて生活するとお金のやり繰りが大変ですが、その一つが食費です。自分の使えるお金を毎日の食費のことを考えずに生活できるのは非常に助かります。

大家さんや仲間がいるからとっても安心

安心した生活を送れるのも大きなメリットのひとつです。大学生とはいえ見知らぬ土地で生活する訳ですから、夜間や留守中など防犯に対する心配がありますが、下宿暮らしだとその心配がかなり軽減できます。
基本的には大家さんが管理人という立場で常駐していますので、宅配便の受け取りなどの対応をしてくれますし、しつこい新聞の勧誘も断ってくれます。
また周りが同じ学生ですので、お互いに何かあったら知らせあえるような関係ができます。さらに先に入居している先輩がいる場合は、頼りになる存在として相談にのってくれるはずです。

学生に優しい良心的な家賃

良心的な家賃設定は下宿ならではの大きなメリットです。アパートやマンションでの一人暮らしと違い、下宿は基本的に間借りになりますので家賃も比較的安く設定されています。
また、下宿だと食費も安く抑えられます。特に一人暮らしを始めたころは料理の勝手が分からず、外食に頼ったり必要のない食材を買いすぎたりして無駄な出費がかさみます。
生活用品の全てを親からの仕送りでやりくりする訳ですから、食費が増えると非常に厳しくなりますが、最初から食費が含まれた良心的な家賃設定がなされていると、その後のお金の使い道に余裕ができます。お金の問題はどの学生にも気になるはずです。家賃と食費に悩まされず、お金についてシンプルに考えられることは大きなメリットとなるでしょう。

最低限の食事のマナーは必要

下宿生活にはデメリットもあります。もちろんこれをデメリットととらえるかどうかは本人の意識によることが大きいのですが、まず集団で食事をするので、最低限のマナーが必要になります。例えば極端に行儀が悪いとまわりが不快な思いをしてしまいます。
また、一緒に食事をした際は、あいさつや適度な会話をしていく必要があります。慣れてしまえば全く問題はないですが、最初は自分から進んで仲間に溶け込んでいく姿勢は大切でしょう。そして出されたものは基本的に食べ、後片付け(主に洗い場まで食器を運んだり、洗いやすいように並べたりするような心配り)は必要になります。

共同生活にともなう基本的なルールと譲り合いが必要

下宿生活の基本は集団生活です。もちろんプライベートは確保されていますのでその心配は要りませんが、やはり同じ屋根の下で暮らすわけですから、あいさつやトイレの順番、そして洗面台もお互いに譲り合って使う必要があります。また外泊する場合や、食事がいらない場合は前もって大家さんに連絡を入れることがルールになっているところもあります。少々窮屈に感じる時もあるかもしれませんが、大家さんは今まで何人もの下宿生を送り出してきています。報告さえすれば気持ちよく了承してくれます。ルールというよりも基本的なマナーの問題ですね。下宿生活を続けていくとこのようなマナーも自然と身につき、デメリットというより、むしろ長い目で見ると人生のメリットになるかもしれません。

あわせて読みたいオススメの記事

あなたにピッタリの下宿を探す

あなたにオススメのコンテンツ