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下宿生の食事について

下宿生の食事について

下宿生にとって自宅以外で毎日食べる食事がどんなものなのか、とっても気になってしまうと思います。それまでは実家で親がつくる食事を普通に食べていたのですから、初めの頃は毎日が外食のような気分になってしまう学生さんもいるかもしれません。
このページでは、「食事をするときの基本的な流れとルール」についてと、「気になる実際のメニューについて」を具体的に詳しくご紹介していきたいと思います。また下宿生の食事のもう一つの醍醐味である集団で食事をすることについても触れていきます。

食事のスケジュールとルールについて

下宿の食事は朝晩の1日2回が基本になります。一例を挙げると時間は朝7:00~9:00、夕方18:00~21:00のように時間に幅を持たせて食事時間が決められています。大学生は学校や学年によって時間割が異なります。したがって時間に多少の幅を持たせてそれぞれの学生さんのスケジュールに対応しやすいようになっています。
下宿には電子レンジが常備されているところもありますので、温かい食事が食べたいと思っている人は食事の開始時間に食堂に行くか、食堂に電子レンジがあればそれを有効活用すると良いでしょう。調味料等も常設されていますが、使用量はあくまでもほどほどに。マヨネーズやしょうゆがあまりにも早く無くなってしまうと、さすがに叱られはしませんが、管理人さんや大家さんから一言お言葉があるかもしれません。
学生の中には実際に好きなふりかけを自分で買ってきてご飯にかけている人もいます。ただ、食事つきの下宿では食中毒等の心配もありますので、食堂への他の食材の持ち込みを禁じている場合もあります。下宿にもよると思いますので、一言大家さんに確認することをお勧めします。

学生に優しい豊富なメニュー

朝食のメニューは大きく2種類に分かれるようです。2枚の食パンにバターが塗って提供される洋食系の場合と、茶碗にご飯を各自で盛る和食系の場合です。
パンの方はそれにプチトマトやキャベツなどが盛られていて、日替わりにスクランブルエッグやソーセージ、ポテトなどが登場するパターンです。パンの場合は数が決まっていておかわりが難しいです。ただ朝は何かと慌ただしい場合が多いので、食事の量にあまりこだわらなくても与えられた量で慣れていくでしょう。慣れていくと、2枚でも多いと感じる日もあるようですので、標準的な体型の学生さんであれば十分な量だと思います。
ご飯の場合は、普通の成人男性が満足できるようなサイズの茶碗にご飯、みそ汁、サラダや漬物に卵焼きや魚といったおかずが付きます。
夕食は基本的にご飯が多いです。それに汁物がつき、メインのおかずとして例えばハンバーグや生姜焼き、野菜炒めなどがお皿に最初から盛られていて、トレーを使って各自でテーブルに運んでいくパターンが多いと思います。
ご飯は基本的にお代わり自由です。お釜のご飯が無くなり次第お代わり終了となります。

    「ある食事つき下宿の夕食メニュー例」
  • 【1日目夕方】ごはん・みそ汁・牛肉柳川風・いんげんの胡麻和え
  • 【2日目夕方】ビーフカレー・トマトサラダ・バナナ
  • 【3日目夕方】ごはん・オニオンスープ・ミックスフライ(3品)サラダ
  • 【4日目夕方】ごはん・みそ汁・とり天・冷奴・きんぴらごぼう

朝食も夕食もそれぞれ、日替わりでメニュー変わっていきますので、飽きることがありません。また、温かい手づくりの食事ですので、美味しくいただくことができます。 さらに野菜類も食卓に並びますので、栄養が偏ることはありません。ただ、若い人向きのメニューになりますので、基本的に味は多少濃く味付けされています。

仲間と食べる食事で美味しさ倍増

前述のように食事は時間帯が決められていますので、必ずといっていいほど同じ下宿生と朝晩どちらかで顔を合わせることになります。最初は敬語で接したり、話題を選んだりして多少の気遣いをするようになりますが、そこはさすがに若人が集まる一つ屋根の下ということもあって、数週間で壁は完全に無くなり、すぐに友達になります。
お互いの生活を尊重しながらの生活になりますので、自然と心地の良い関係を築くことができます。このような仲間たちと一緒に食べる食事は美味しいですよ。
また食事の時間にいろいろな新しい情報を仕入れることもできます。身近な学校の話しから最近の話題など、ネットで調べるよりもずっと生の情報を手に入れることができます。それが毎日食堂で繰り広げられるわけですから、一日の中で楽しみな時間になります。 

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